専門コラム 部下が本音を話す職場づくり。信頼される上司の会話術とは

「うちの社員は何を考えているかわからない」と感じていませんか?
実は、部下が本音を言わないのには理由があります。 上司は部下の評価をする存在ですから、どんな部下でも言葉を慎重に選ぶものです。
上司の何気ない質問や声かけが、知らず知らず部下を萎縮させていることもあるのです。
安心して話せる空気をつくる
部下が話しやすいと感じる職場環境は、偶然では生まれません。 上司が「意図的に安心できる空気」をつくる必要があります。
まずは、部下と話をする時、自分から肩の力を抜き、自己開示すること。
たとえば、
・最近の気づき
・業務上の迷い
・小さな失敗談
このような話題を共有することで、部下は「完璧ではない上司」に親しみを感じ、言葉を発しやすくなります。
距離感を誤ると逆効果
ただし、部下との距離を縮めようとして、プライベートに深く踏み込むことは逆効果です。
親しみやすさを演出するなら、「問いかけよりも自己開示から始める」が基本です。
話し始めは、相手のプライバシーに触れすぎないよう注意しましょう。
まずは「自分の話」から。相手の様子を見ながら自然に距離を縮めていくことが大切です。
非言語コミュニケーションで安心感を伝える
話の内容以上に大切なのが、「態度や表情」といった非言語的な要素です。
話しやすい印象を与えるために、以下のポイントを意識しましょう:
・柔らかい表情
・自然なうなずき
・相手の目を見て話す姿勢
・遮らず最後まで話を聞く
・あいづちや反応を忘れない
これらが「この人は話を聞く姿勢がある」という安心感につながります。
信頼づくりは組織の土台になる
上司側が「話しやすさ」を意図的につくることで、部下との信頼関係が築かれます。
・自己開示で距離感を調整する
・プライバシーへの配慮を忘れない
・表情や所作で安心感を伝える
これらを地道に積み重ねることで、職場全体の対話文化が高まり、離職防止にも
つながるのです。
今日の提言
信頼は心理的距離感から

