代表プロフィール 代表プロフィール 髙橋 雅美(たかはしまさみ)について

髙橋セミナー風景

髙橋 雅美(たかはしまさみ)

アクティブメンタル® 組織づくりコンサルタント

社員が辞めずに活躍し業績が伸びる「アクティブメンタル組織」づくりの専門家。

法人向けに、「アクティブメンタル®」という体系化された独自の手法により、社員が自ら考え行動し、チームとして協力し生産性の高い組織を作り上げるコンサルティングを行う。現在のクライエント企業は、サービス業、製造業を中心に、約40名~150名規模の社員を抱えるオーナー企業から一部上場企業の一部門までと幅広い。

日本における「初の心理職の国家資格」である公認心理師資格を持ち、これまで臨床心理士として10年以上に渡り培ってきた心理のプロとしての臨床心理学、ポジティブ心理学の知見を生かし、社員のメンタル強化の手法や、部下の心を育成する部下指導法、コミュニケーションを活性化し生産性が高いチームづくりを直接指導、さらにそれらを仕組みとして定着させる手法には高い評価を得ている。

略歴

上智大学文学部卒業後に米国留学。カリフォルニア州立大学を卒業後、帰国し、帝人株式会社に入社。マーケティングを担当してキャリアを積む。その後、外資系製薬企業ブリストル・マイヤーズの日本法人において、マーケティング、 CSR(Corporate Social Responsibility: 社会貢献)、広報に従事。

CSRプロジェクト責任者として、企業理念の社内浸透や、社員が楽しみながら参加できる社会貢献活動により、社員のモチベーション向上とメンタルヘルス改善に成功。さらに異業種と連携して東京都にNPOを立ち上げ、5年間でのべ約1万人が参加した啓発イベントの企画運営に関与し、協賛企業として圧倒的な認知向上と企業ブランディングを実現させた実績を持つ。

企業勤務の傍ら、放送大学大学院を修了し臨床心理士の資格を取得。2013年にカウンセリングルームを開業。2,500件以上の労働者のメンタルヘルスやキャリア相談を受け、企業と労働者を取り組む課題に精通する中で、企業における社員のメンタル強化、モチベーション向上、コミュニケーション活性化に取り組む。

日本の中小企業が深刻な人材不足に悩む一方で、人生100年時代を迎える中、多くの人が心身共に健康でイキイキと生涯現役で働き続けたいと願っている今、「心身共に健康で、イキイキとやりがいを感じながら働き、能力を最大限に発揮できる職場づくりが不可欠である」と確信するに至り、株式会社ココティアコンサルティングを設立。現在、同社代表取締役社長。上智大学非常勤講師。

保有資格

  • 臨床心理士 (公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会認定) 
  • 公認心理師 (国家資格)
  • キャリアコンサルタント (国家資格)
  • 健康経営アドバイザー 
  • ハラスメント防止コンサルタント (公益社団法人 21世紀職業財団認定)

ココティアコンサルティング設立までの道のり

  • ストレスが原因で自律神経失調症に。自分自身の働き方、生き方を見つめなおす日々 (1998年~)

30代でブリストル・マイヤーズに転職した直後、ストレスにより「自律神経失調症」と診断されました。仕事に自信が持てない、将来への漠然とした不安などを感じるようになり、今後の働き方や生き方を見つめなおしたいと思うようになりました。そして、思い切って臨床心理士によるカウンセリングを受けるようになったのです。

 

カウンセリングではこれまでの自分の生き方や価値観を振り返るというプロセスを体験しました。また、同時期に50種近くの様々なストレス対処法を実践しました。特に、自分はストレスを感じると症状が体に出るタイプだとわかり、自律訓練法や瞑想、気功など体へのアプローチを集中して行いました。それらを通じて、元気と自信を取り戻し、カウンセリング終了後は、「自分が望んだ人生を、自信を持って生きていこう」と決意するに至りました。

 

この時期、体調の波がありましたが、「毎日、仕事に行く」ということが励みでもありました。仕事があること、出来ることの有難みをつくづく感じた時期でもありました。

 

  • 心理学の勉強と仕事の両立に悩みながら、「自分はどうあるべきか」葛藤の日々 (2002年~)

その後、同じように悩んでいる働く人の心の支援をしたいと思うようになり、会社勤めをしながら臨床心理士になろうと決意します。これまで大学や留学時代に心理学を学んだことはほとんどなく、大学院合格のため時間を捻出し猛勉強しました。無事、放送大学大学院に入学し臨床心理学を学ぶことになりましたが、同期生のほとんどが、心理、福祉、教育などにすでに携わっており、会社務めをしながらの学ぶ自分のようなタイプは、「新規参入組」と言われていました。入学後も授業や実習では、何もかも初めての学びに戸惑いながらも必死でついていきました。

 

放送大学院修了式1M2年で大学院を修了後し、その後は民間のカウンセリング施設において週末1回土曜日に勤務しながらカウンセリングの経験を積ませていただきました。この頃、外資系企業で働いていたので「積極的に自己アピールし前に出る」ことが多かった中、カウンセラーとしては「他者に寄り添う」引きの姿勢が必要で、自分のあるべきか姿は何か、と常に心の葛藤が続いたことを記憶しています。2008年に試験に合格し、臨床心理士の資格を取得しました。

 

  • 社員の仕事への誇りと会社への信頼を取り戻すため、CSR(社会貢献)活動に邁進する日々(2007年~)

カウンセラーとして第二の人生を歩む準備をしていた当時、勤務先の製薬業界では、製薬企業としての存在意義が社会から深く問われるようになっていました。そのような時代背景の中、2007年、マーケティング部門内にCSR(Corporate Social Responsibility: 社会貢献)担当が設置され、リーダーに任命されることになります。社内では、CSRとして社会に対して広く疾患啓発や、患者団体支援を行うべきという議論が深まり、その活動のリーダーとしてゼロから始めることになったのです。これもチャレンジと思い、カウンセラーとして独立する時期を先延ばしにしました。

 

ちょうど同じころ、会社の主力薬剤への異物混入が発覚します。当時、病院の医師を含め取引先に対して、迅速かつ適切な説明や対応が遅れたことにより、会社の対応への批判が相次ぎ、優秀な営業社員が次々と離職する事態が続いてしまいました。メンタル不調に追い込まれた社員もいました。

 

Run for the Cure 集合写真「社員が、会社への不信感を感じている」「優秀な社員の離職をなんとしても防ぎたい」。人事部門からの要請もあり、社員の仕事への誇りと会社への信頼を取り戻すためにもCSR活動を積極的に展開することにしました。具体的には、「乳がん」や「大腸がん」、「肝炎」の薬剤を扱っていたこともあり、それらの疾患啓発活動に力を入れていきました。他と違ったのは、これらの活動に「寄付」するだけではなく、社員とその家族が啓発イベントに楽しみながら参加できる「仕組み」を作ったことです。結果、家族からの理解もあり、しだいに社員が自社の活動や仕事に誇りを感じるようになっていました。CSR活動は、社員のモチベーション向上とメンタルヘルス改善にも大きく寄与したと評価されました。

 

これらのCSR活動は一人で出来るものではなく、部門横断型プロジェクトとし、プロジェクトメンバーと共に進めていきました。プロジェクトメンバーに深く関わってもらうスタイル、全社員を巻き込みながら新しい価値観、仕組みを社内に定着させるノウハウは、現在もコンサルティングを通じてクライエント企業に「仕組みづくりにおいて有効な方法」として具体的にお伝えしています。

 

  • NPO法人の設立に立ち会い、ビジネスを超えた社会貢献活動に喜びを感じる日々(2008年~)

ブレイブサークル集合写真さらに自社だけで行う活動に限界を感じ、オリンパスメディカルシステムズ株式会社や栄研化学株式会社に出向き、大腸がん撲滅キャンペーンの協賛企業として参加させてもらうことになります。さらに、2009年には、より広く社会に根付いた活動をするため、「NPO法人ブレイブサークル運営委員会」の立ち上げメンバーとして活動しました。

 

この時期、その後5年間でのべ約1万人が参加した啓発イベント「Tokyo健康ウォーク」の企画運営にも関与する機会もあり、ビジネスを超えた「社会貢献」の活動に喜びを感じる日々が続きます。これらの活動を通じて、特別協賛の1企業として、勤務先の会社が「患者支援や疾患啓発、社会貢献に尽力する企業」として社内外に広く認知されることになりました。

 

  • 2011年東日本大震災でのボランティア活動を体験後、会社退職までの日々(2011年~)

被災地気仙沼ボランティアCSR活動に充実感を感じていた頃、東日本大震災が発生します。宮城県仙台市に住む実家家族は無事でした。ですが、地元東北の悲惨な状況に何か自分に出来ることはないかと考えていたところ、大学院時代の恩師から依頼があり、公益財団法人 結核予防会の東日本大震災被災地支援メンバーとして気仙沼でのボランティア活動に参加することにしました。

 

2011年6月、わずか1週間だけの活動でしたが、気仙沼小学校の体育館で被災生活をする方々に対し、医師、保健師他、専門職と連携しながら活動しました。心理職として、微力ながらも被災した方々の心に寄り添うべく活動を行いました。当時、目にした被災地の悲惨な現状や、耳にした被災した方々の辛い体験は、その後も深く心に残っています。

 

このボランティア活動により、やはり自分は「心理専門職」として、人々の心に寄り添うことを生業としようと固く決意しました。そして2年後の2013年に会社を辞め、心理カウンセラーとして活動を始めました。

 

  • 目の前の困っている方が、将来、職場に戻ってもイキイキ働き続けることを願う日々(2013年~)

 

2013年にカウンセリングルームを開設し、心理カウンセラーとして目の前の困っている方々、特に働く人のメンタルヘルス支援を始めました。カウンセリングだけではなく、企業研修の講師も行い、ますますやりがいを感じていました。2015年には、50人以上が働く事業場におけるストレスチェックが義務化されるなど、メンタルヘルス対策の重要性と必要性が示され、自分もますます働く人のメンタルヘルスに関心が移っていきます。

 

カウンセリングを通じて、元気を取り戻していくクライエントの姿にやりがいを感じるも、同時にある葛藤を感じるようになりました。それは、ある一人のクライエントの方が発した、次のような言葉があったからです。

 

「自分は元気になり職場に戻ることが出来るので、これからも体調には十分に気を付けようと思っています。でも、職場に戻ると上司からの厳しい指導は変わらないので、結局のところまた不調になるのではないかと不安も感じているんです。」

 

つまり、戻る職場がこれまで同様にコミュニケーション不全でギスギスしていたり、ハラスメントの温床である限りは、一時的に元気になったものの不調によるメンタルダウンや、働きがいの喪失などが繰り返されるということです。不調を繰り返すことで、仕事は好きでも会社に見切りをつけ転職せざるを得なくなる方がいるという現実に直面したのもこの頃でした。

 

目の前にいる方が元気にイキイキ働き続けるには、個々人へのカウンセリングだけでは足らず、職場全体の環境改善への働きかけが必須であると確信し、2017年、株式会社ココティアコンサルティングを設立しました。

 

  • 社員の幸福の実現と企業の継続的な成長と繁栄を目指す、中小企業の経営者を支援する日々(2017年~)

 

ストレスチェック義務化の流れもあり、大企業には産業医や保健師などの産業保健スタッフがおり、社員の心の健康保持増進を積極的に進めています。職場環境改善も人事部や産業保健スタッフが連携して行うなど、社内リソースが比較的充実しています。

 

一方で中小企業はそうではありません。たった一人のメンタルヘルス不調者やハラスメント被害者による企業へのダメージは計り知れないものがあります。さらに、「人を採用できない」、「採用してもすぐに辞められてしまう」など人に関する経営者の悩みは深く、人材不足の深刻な影響をまともに受けているのです。

 

ココティアコンサルティング設立にあたり、主にこのような中小企業の「人に関する課題」を克服し、今後持続的に業績を上げ、顧客や社会から認められ繁栄していくための支援をしようと決め、「アクティブメンタル®組織づくり」というオリジナルのコンテンツを開発しました。

 

会社務め時代に、プロジェクトを推進し社員のモチベーションや企業認知を向上させた実績や、心理カウンセラーとして心理学はもちろんメンタルヘルス向上に関する専門的知見をいかしてコンテンツを作りました。

 

働き方改革が声高に叫ばれる今、そして近く到来するAIとの共存時代を前に、人材不足が深刻な日本の中小企業において、そこで働く社員が心身ともに健康でイキイキと働き、仕事を通じて成長を実感すること。育った人材が定着して能力を最大限に発揮できる職場をつくること。それらが、「社員の幸福の実現」と「中小企業の持続的な成長と繁栄」には不可欠であると確信するに至りました。

 

現在は、仕事を通じて成長を実感できる「人材育成」、協力、団結してチームの力を発揮する「組織風土」づくりの2つの仕組みを中小企業に導入すべく、日々、奮闘しています。