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専門コラム 1on1で不満が続出。不満を解消し継続するためすべきこと 人材育成・社員育成

1on1で不満が続出。不満を解消し継続するためすべきこと

ハラスメント対策に力をいれている企業からは、最近、「管理職が適切な指導ができずに困っている」という声を聞くことが増えてきました。

 

部下への適切な指導さえも、パワハラにあたると恐れ、部下とのコミュニケーションをする機会が減っているというのです。

 

これはパワハラ予防ではなく、社員と組織が成長できないという意味で重大ではないでしょうか。

 

また、コミュニケーションが減ると、相手への理解も浅くなり、ますます誤解も生まれやすくなります。

 

つまり、ハラスメントにつながる可能性が大きくなってしまうのです。

 

そこで、当社が提案しているのが、1on1による部下育成です。

 

1on1とは、定期的に行う部下との対話のことです。

 

1on1については、始め方や実際のやり方について先日出版した電子書籍で詳しくお伝えしました。

 

本の中でも多少触れてはいるのですが、1on1がうまく行っていないという企業様へのヒントをお伝えしたいと思います。

 

うまく行っていないのは、部下からの不満が増えてきているということです。

 

その理由は、1on1を行う側の管理職により、やり方がバラバラで、上手に部下とのコミュニケーションをとっている管理職もいれば、そうでない管理職もいることに対する不満なのです。

 

1on1を上手に活用できない管理職の場合、部下が話が進まないことに気を遣うことになり、結局は業務連絡と確認になってしまい気まずいまま終わってしまうというのです。

 

1on1は「報連相」とは異なり「対話」なので、コミュニケーションが得意な管理職もいれば、苦手な管理職もいるから仕方ありません。

 

ですが、1on1に対する不満を放置しておくと、結局のところ社内に根付かないので、ここでなんとか手を打っておきたいところです。

 

そこで当社が提案しているのが、面談シートを使うということ。

 

この面談シートでは、管理職が毎回、1on1に取り組む際の「姿勢」や、1on1で必ず聞くべきポイントがまとめて記載してあるため、聞き逃しを防ぐことができます。

 

また、面談シートにメモをしながら話を聞き、必要に応じて質問をするなどして相手と話を深掘りしていくためにも有効なのです。

 

「1on1を誰が行うか」によって、質の差が大きいほど、部下の不平や不満は積み重なっていきます。

 

部下とのコミュニケーションを増やし、部下の成長のための育成機会である1on1が継続できないのは、実に勿体ないことです。

 

1on1の効果が出るためには時間がかかります。ですので、せっかく始めた1on1が頓挫しないように、面談シートをうまく活用しつつ継続していきましょう。

 

面談シートは、電子書籍の特典としてご提供しております。
 

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今日の提言
   1on1は「誰がやるか」により質に大きな違いがあると不満が出やすい

 


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