今週の専門コラム 「アクティブメンタル®流 伸びる会社の社員と組織の育て方」 伸びる会社がやっている 社員の働きがいを共有する機会づくり 人材育成・社員育成

伸びる会社がやっている 社員の働きがいを共有する機会づくり

第104話: 伸びる会社がやっている 社員の働きがいを共有する機会づくり

 

イキイキ働く社員が育つ人材育成、働きがいのある職場環境や活気ある組織風土づくりを専門に行っている当社には、日ごろより人材育成に対する意識が高く、すでになんらかの取り組みを行っている企業の社長さんから様々な相談をお受けしております。

 

この時期、新入社員や中途社員の入社だけではなく、人事異動もあり、いわゆる「新顔」と一緒に働くことになる職場が多いのではないかと思います。特に、新入社員の場合は、互いの自己紹介から始まり仕事の内容や職場の雰囲気に慣れてもらうため、教育担当という先輩社員がつくこともあります。

 

歓迎会があれば、新入社員は「なぜ、この会社を選んだのか」「どんな仕事をしてみたいか」など質問される側になりますが、就職活動で磨いた「優等生的発言」で見事に切り抜けるのではないでしょうか。

 

ひるがえって、受け入れる立場の方はどうでしょうか。「なぜ、この会社を選んだのか。」「仕事のやりがいは何か。」「何のためにこの仕事をしているのか。」などと聞かれたら、答えられますか。頭が真っ白になり、思考がとまってしまうかもしれません。

 

というのも、昨年よりコンサルティングで訪問していたある企業で、働きがいのある職場づくりの導入として、知識共有のワークショップの終了時に、「今回のように、じっくりと働きがいについて考えたことはなかった。しかも、同じ部署で働く仲間と、部署のやりがいや、個々人の働きがいを共有するという機会はほぼゼロに近かった。」と言われたからです。

 

確かに日々の業務の忙しさにかまけてとか、あるいはもうすでに長年携わっている業務だから、あえて「働きがい」や「やりがい」を考えることもなかったのかもしれませんが、1年に1回でも、改めて考えてもらいたいのです。

 

社長や経営トップならば、率先して、この4月に「働きがい」「やりがい」を自社内で考える時間をつくるべきなのです。その際に行うべきことの基本は3つ。

誰をどのように幸せにする、貢献する仕事なのか
   どうやって実現するのか
   強みと苦手を共有する

 

誰をどのように幸せにする、あるいは貢献する仕事なのか
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これは言葉の通りです。会社の業務はボランティアではないのでもちろん業績を上げることは必要ではありますが、仕事の先にどんなお客様のどんな幸せがあるのか。あえて言葉に、文字にするのです。同じ会社であっても部署により微妙に表現が変わるはず。それでいいのです。自分ごととして考えるべきだからです。

 

どうやって実現するのか
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具体的に何をすべきなのか。それはきちんと実践されているのか。あるいは何か課題があって放置されていないのかどうか。部署内でディスカッションをして、共有するのです。特に、本来やらなければならにことに手を付けられていない、他部署と協働する必要があるのに十分なコミュニケーションが取れていないなどの課題に気づくことが重要です。

 

強みと苦手を共有する
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これは若干、上記2点とは視点が異なります。やるべきことは理解したが、自身がそれを遂行するにあたり、仲間をサポートしても良いと思える得意分野と、逆にサポートしてもらいたい苦手分野があれば、それを仲間で共有します。これらは、メンタルヘルス予防としても重要な情報です。

 

まとめ
 

4月は様々な社内行事が目白押しですが、ぜひこの機会に、社員全員が自らの働きがいややりがいを今一度見直す、あらためて考える機会を作ってください。新入社員が入社するのであれば、それを彼らにきちんと伝えましょう。企業の理念がどんなにすばらしくとも、その会社で働く個々の社員が、日々、どんなやりがいを感じ、誇りをもって仕事をしているのかをぜひ共有してください。もちろん、社長ご自身の働きがい、やりがいも熱く伝えてください。

 

今週の提言
 年に1回は「働きがい」「やりがい」そして、社員一人一人が自らの強みを弱みの棚卸しをする時間と機会をつくる。

 

開催予定のセミナーがあります。
2019年4月19日(金)・6月7日(金)
社員のやる気と自発性を引き出す 「人材育成」と「組織風土づくり」の課題解決セミナー。詳細はこちら

コラムで十分に伝えきれない点もセミナーでは時間をとってお伝えしています。

 

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