今週の専門コラム 「アクティブメンタル®流 伸びる会社の社員と組織の育て方」 人が定着し伸びる組織づくりが成功する会社と失敗する会社の違い 働きがい・モチベーション向上

人が定着し伸びる組織づくりが成功する会社と失敗する会社の違い

第105話: 人が定着し伸びる組織づくりが成功する会社と失敗する会社の違い

   イキイキ働く社員が育つ人材育成、働きがいのある職場環境や活気ある組織風土づくりを専門に行っている当社には、日ごろより人材育成に対する意識が高く、すでになんらかの取り組みを行っている企業の社長さんから様々な相談をお受けしております。

 

社外のセミナーなどに積極的に参加したり、あるいは自社に講師やコンサルタントを呼んで研修をするなど、日ごろから最新情報にアンテナを立て、情報収集に余念のない社長もいらっしゃいます。弊社が提供している「人材育成」と「組織風土づくり」の仕組みづくりは、働き方改革、健康経営だけではなく、企業の持続的な成長のために欠かせないものとして注目されていることもあり、熱心な経営者の方から「ぜひ、コンサルティングを受けてみたい」というお声をかけていただいております。

 

「早いうちになんとか手を打たなければ」と思われており、自社の問題点にも気づかれている社長なのですが、うまく行く会社とそうでない会社の違いがあります。人材育成と組織風土改革がうまく行く社長が行っている重要な言動は何か。そこには3つの観点で違いがあるのです。

3つの言動
======
自社の問題点や課題をしっかり受け止める
社長自らがリーダーシップを発揮して実践する
プロジェクトチームを鼓舞する役目を引き受けている

 

自社の問題点や課題をしっかり受け止める
====================

自社の問題点や課題をしっかり受け止めるもちろん、自社における問題点や課題を理解しているからこその、情報収集やコンサルティングの依頼なのですが、社長が自身で自社の課題を理解しているとはいえ、それを外部のコンサルタントに指摘されようものなら、大変気分を悪くされる方もいらっしゃいます。そして、「なんとかしてくれ」「とにかく良くしてくれ」「結果を出して」と丸投げです。これではうまく行くはずがありません。

 

自分でダメだとわかっていることを受け止められない心理を考えてみると、ダメな現状を引き起こしたのが社長自身にあったり、社長自身がダメな点を自分の不甲斐なさであると強く意識している等の理由が考えられます。どのような理由にせよ、課題を認識していても、指摘された途端に受け止められないのであれば、いくらお金と時間、労力をかけ外部に依頼したとしても無駄なのです。課題をしっかり受け止められるまでは、安易にコンサルティング等を依頼しない方が賢明なのです。

社長自らがリーダーシップを発揮して実践する
======================

社長自らがリーダーシップを発揮して実践するこれは、このコラムでも何度もお伝えしていることです。特に人材の育成や職場風土の改善など、効果が出るまで比較的時間がかかる場合が多々あります。それでもやると決めたからには、担当者レベルにまかせっきりにせず、社長プロジェクトとして社長自らが陣頭指揮をふるうべきなのです。

 

今、中小企業の社長が自社で実践した育成や職場風土改善への取り組みが紹介された本が多く出版されています。どの著書でも社長が率先して取り組みを行ったことや、葛藤や閉塞感に悩みながらも決して諦めずに改革をやり遂げた様子が書かれています。自らのこととして引き受けトップとしての言動を最後まで貫いたからこそ成功するのです。

プロジェクトチームを鼓舞する役目を引き受けている
==========================

プロジェクトチームを鼓舞する役目を引き受けているとはいえ、社長一人が出来ることには限りもあります。そのため、社内にプロジェクトチームを作り進めていくという方法を指導しておりますが、うまく行く会社の社長は、そのチームメンバーを鼓舞するのが実にうまいということです。

 

 

メンバーが自由に議論できる時間や機会をつくるだけではなく、予算をつけたり、どれだけ熱心に取り組んだかメンバーを適正に評価もします。自らが活動の表に立ち、リーダーシップを発揮するだけではなく、時にはメンバーが気持ちよく活動できるよう配慮しているのです。その期待を受けるからこそ、メンバーもイキイキとプロジェクト遂行に邁進できるのです。

まとめ
=====

自社の課題に真摯に向き合い、耳の痛い外部のアドバイスも受け止められるか。そして自らが率先して実践できるか。さらに、チームメンバーがプロジェクトを遂行できるよう強く支持できるかどうか。そのような社長の姿勢が成功に導く鍵となっているのです。

 

御社は外部に丸投げしていませんか。自社の痛みを引き受け、自ら改革に乗り出そうとしていますか。

今週の提言
社長が痛みを受け入れ、自ら実践するだけではなく、社員にやり遂げる力を与えてこそ改革は成功する。

 

開催予定のセミナーがあります。

2019年6月7日(金)13:30~17:00 東京都港区
社員のやる気と自発性を引き出す 「人材育成」と「組織風土づくり」の課題解決セミナー。詳細はこちら。

    人材育成、組織風土づくりに関する情報を提供しております。最新コラムを見逃さないよう、メルマガにご登録ください。ご登録はこちらから。