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専門コラム 社長に必要な「感情コントロール」すぐにできる3つの方法 組織風土・企業文化・社風

会社の存続や発展のために、トップの「感情をコントロール」は欠かせない

多様性が求められる時代に、リーダーのあり方が変わってきていることをご存知でしょうか。

 

春には、「4月に入社したばかりの社員がすでに離職した」というニュースを耳にしました。

 

この場合、若手の仕事観にばかり関心がいきがちですが、社長を含めた社内のリーダーの在り方、リーダーシップの取り方も時代と共に大きく変わってきており、その流れに遅れている場合、新入社員から「こんなはずではなかった・・・」と捉えられる場合もあります。

 

社長は、経営や人材マネジメントについての経験や知識が豊富で、常に学んでいる方は多くいらっしゃいますが、自身の「感情コントロール」については、苦手という方もいます。

 

イライラして声を荒げてしまうことがある

不機嫌になり言動に出てしまうことがある

 

そんな方が会社の社長、トップという立場にいると、組織全体に大きな影響が出てしまいます。

 

ハラスメントの温床にもなりますし、社長の機嫌を取るために社員が多大な労力、時間をささげることにもなり、生産性にも響いてくることでしょう。

 

最近特に、「感情コントロール」のテクニックを知らないリーダーが多いという印象を持っています。

 

体を鍛え、筋肉をまとい、強靭な体作りには熱心でも、心を鍛えている方はどれほどいるのでしょうか。

 

ただ、多くの方が、

時間がない
   やり方がわからない
と思っているようです。

 

中には「自分には必要ない」という方もいますが、年齢や経験を積み重ねると、新しい環境や価値観を受け入れるのに相当なエネルギーが必要となるので、ある意味、イライラすることも増えてきてしまいます。

 

そのため、思い込みが強くなる傾向もあり、ますます時代の流れに乗り遅れてしまうことは言わずもがなです。

 

会社を成長させるためには、トップが自ら「心を鍛える」、特に「イライラや怒りなどの感情をコントロール」することが大切なのです。

 

このコラムでは、簡単にできる3つの方法についてご紹介します。

 

体を落ち着ける

まずはイライラや怒りの感情に翻弄されている時は、興奮して呼吸が浅くなっています。そのため、体を落ち着ける、つまり深い呼吸をすることで、興奮状態から冷静になるということです。

 

怒りを感じる「場」や「相手」から少し離れることも良いでしょう。冷静になる時間を取るのです。

 

怒りの原因について考える

次に怒りの原因について考えてみましょう。

 

実は怒りは二次感情と言われており、怒りのもとになる一次感情があると言われています。

 

例えば、悲しみや後悔、諦め、不安などの感情が一次感情です。

 

今、自分がなぜ怒っているのか、イライラしているのかに意識を向けるのです。その過程で、実際にはだいぶ落ち着いてきているはずです。

 

解決法を考え実行する

自分の怒りの理由や原因がわかると、「怒りやイライラの感情を表に出す」ことを選択せずとも、「どうすれば、怒りを引き起こした原因となったことを解決できるか」に集中することが出来ます。

 

経営幹部と話し合う、専門家に相談するなど「相談する」ことは解決の選択肢ですし、「原因を撤去するために、社長として出来ることがあるのであれば、それを粛々を実行すればよいのだ」という考え方に到達することもあります。

 

このように
心と体(呼吸)を落ち着ける
原因を考えてみる
解決策のために行動する
こと。

 

これが「感情コントロール」のテクニックです。他にもありますが、まずはこの基本のテクニックをぜひやってみてください。

 

今日の提言
会社の存続や発展のために、トップの「感情をコントロール」は欠かせない

 


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