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専門コラム 「自分の仕事はこれ」と皆が決めつけ組織が膠着する職場の処方箋 組織風土・企業文化・社風

「うちの会社は、最近、テレワークが多かったこともあり、社内のコミュニケーションがだいぶ減っているんですよね。

 

これまでも、どちらかというと、仕事が個人に割り振りされていて共有することが少なく、そのせいでミスが発生することもありました。それがより顕著になったというか。

 

テレワークの普及で、個人で仕事をする時間が長くなり、ここまでは自分の仕事だからきちんとするけど、それ以外は自分とは関係ないという態度が見られるようになったんですよね。」

 

最近、よく耳にする相談内容です。

 

特に、これは自分の仕事。それは自分の仕事ではない。と線引きしている社員が増えているのだとか。

 

どの部署に役割にも入らず、部署間のスキマにあるとでも言えるような仕事。
実は組織の中にはたくさん存在します。

 

ですが、皆が皆、自分の仕事ではない、自分の部署の担当ではないとそっぽを向いてしまうと、すべき仕事が後回しにされ、気が付くととんでもないミスに発展していたということも
あり得るものです。

 

経営者や管理職が集まるある会合で聞いた話ですが、その会社では、営業部から異動してきた社員が、営業と橋渡しをするような業務を決して引き受けないのだそうです。

 

「これは自分の仕事ではなく営業部がやること」と決めつけ、これまでの営業部での経験を生かして、現在の部署としてアドバイスをしたり、提案したりと、活躍して欲しいのに、本人が勝手に仕事の線引きをしてしまい、頑として動かないのだとか。

 

これでは、組織として膠着してしまい、必要な情報が共有されずに様々な問題を引き起こしてしまいます。

 

ではなぜ、仕事の線引きをするのか。

 

それは、そのスキマ仕事をすると損をすると考えている可能性があります。

 

あるいは、率先して部署の垣根を乗り越えて関わると、まわりから疎まれ、結果的に評価されないと感じているという可能性もあります。

 

個人の考え方というより、組織に存在する「カルチャー」、「風土」に問題がありそうです。

 

そんな時、会社のリーダーとしてすべきことは何でしょうか。

 

まずは、「スキマ仕事、橋渡しの仕事には価値があり、それを率先して行うことを会社として評価する」と正しく伝えるということです。

 

リーダーとして、組織が大切と感じている「価値観」をしっかりと伝え続けることはとても重要です。

 

その上で、様々な立場の社員が、それぞれ相手を、そして相手の仕事を知ることを目的とするミーティングの機会をつくったり、イベントを実施したり、部署間の垣根を越えてコミュニケーションをとることを率先して行うことです。

 

「自分の仕事ではない」と決めつけて平気な顔が出来るのは、その仕事を放置することで、社内のどんな部署のどんな人が困るのかがわからないというのも原因の1つにあることでしょう。

 

だからこそ、社内のコミュニケーションを増やす機会を作り、これまで顔が見えなかった相手をよく知ることから始めてはどうでしょうか。

 

当社が勧めている「アクティブメンタル組織づくり」では、社内のヨコの関係を深め、互いに「承認」、「尊重」、「称賛」「感謝」され得る関係づくりの仕組みを導入します。

 

今いる社員同士が、協力、団結してチーム力を発揮する」組織風土醸成の仕組みです。

 

職場内のコミュニケーション不足で、組織の膠着を危惧しているのであれば、アクティブメンタル組織づくりを目指してみませんか。

 

今日の提言
 スキマ仕事を積極的に評価し組織の活性化を導く