• お気軽にお問い合わせくださいTEL : 03-5860-4148
  • 営業時間:平日9:00〜18:00

専門コラム 心理的安全性なき職場の崩壊 ハラスメント放置で失う3つのもの ストレス対策・ハラスメント対策

風土改革なくして未来なし

2025年もハラスメント問題は連日ニュースを賑わせています。

 

今年は有名企業だけではなく、自治体でのハラスメントも大きくクローズアップされました。

 

いつの時代もハラスメントの問題はインパクトが大きく、「まさかあの会社が」「あんな立場の人が」と驚いた方も多いことでしょう。

 

しかし本当に恐ろしいのは、まだ表に出ていない隠れたハラスメントが、中小企業を含む多くの組織に潜んでいるという現実です。

 

ハラスメントは「個人の問題」ではない

 

「問題社員さえ辞めれば解決する」と考える経営者は少なくありません。

 

しかし、実際にはハラスメントは組織全体の問題です。

 

放置や容認を続ける限り、その会社は間違いなく崩壊への道を歩みます。

 

ハラスメントを放置する組織に共通する3つの特徴

 

① 「成果最優先」で人を犠牲にする組織

 

数字や結果を最優先し、「売上さえ上げれば多少の言動は許される」という考え方です。

 

短期的には成果が出ても、犠牲になった社員は疲弊し、やがて離職。

 

さらに今の時代はSNSで内部の声が拡散し、企業ブランドが一瞬で失墜するリスクがあります。

 

② 「心理的安全性」を理解していない組織

 

相談窓口や規程を整えても、社員が安心して声を上げられる雰囲気がなければ機能しません。

 

上司が「気にしすぎだ」「そんなことは大した問題じゃない」と言ってしまえば、それだけで相談の道は閉ざされます。

 

人事に相談しても、うやむやにされてしまえば、社員の不満は水面下で積み上がり続け、やがて爆発します。

 

③ 「オンライン環境のリスク」を軽視している組織

 

リモート会議やチャットが増える中、「冗談のつもり」「短く効率的に伝えただけ」の言葉が、受け手には威圧や攻撃として伝わることがあります。

 

こうしたデジタル環境特有の誤解を放置すれば、気づかぬうちに社員の信頼を失い、退職の引き金になります。

 

放置の先に待つのは「組織崩壊」

 

ハラスメントを容認する会社に待っているのは、社員の離職やメンタル不調だけではありません。

 

社外に漏れれば採用難・取引先からの信用失墜・業績悪化へと直結します。

 

最終的には、経営そのものが立ち行かなくなる。これは未来の予測ではなく、すでに現実に起きていることです。

 

誤解してはいけないのは、ハラスメントは研修だけではなかなか防げないということ。

 

もちろん研修も大切ではありますが、一過性のものになっているのであれば、それは問題です。

 

真に問われるのは「組織風土」です。

 

・トップが「容認しない」という姿勢を明確に示すこと
    ・管理職に正しい対応力を持たせること
    ・社員が安心して声を上げられる環境をつくること

 

これらを一体として進めなければ、また同じ問題が繰り返されます。

 

ハラスメント対策は急を要する経営課題です。

 

「まだうちの会社は大丈夫」と先送りすれば、そのツケは人材流出と組織崩壊、そして信用失墜となって必ず跳ね返ってきます。

 

そうなる前に、組織風土を変える一歩を踏み出しませんか。

 

今日の提言
   風土改革なくして未来なし


メルマガ登録(無料)