今週の専門コラム 「アクティブメンタル®流 伸びる会社の社員と組織の育て方」 明るく楽しい職場は消滅するのか。今後、目指すものは? 社内コミュニケーション活性化

自己開示・フィードバックによる良質なコミュニケーションで情報を密にする

166話: 明るく楽しい職場は消滅するのか。今後、目指すものは?

 

当社には日頃より、社員が辞めずに活躍する会社づくりを目指す中小企業のオーナー社長より、「今いる社員が日々、仕事を通じて成長し主体性を発揮する」人材育成や「今いる社員同士が、協力、団結してチーム力を発揮する」組織風土づくりに関する様々なご相談をお受けしております。

 

テレワークの普及にともない、職場でリアルに出会い、和気あいあいと明るく楽しい職場が現実として難しくなってきています。職場に出勤したとしても、社員同士のソーシャルディスタンスを取る、マスク着用のコミュニケーションなど様々な制約も多いのが現実です。

 

コロナ前の、明るく楽しい職場とは程遠い環境を強いられています。しかし、今だからこそ、「明るく楽しい職場づくり」が必要なのです。なぜなら、それがポストコロナ時代に、企業が存続していくために不可欠だからです。

 

「明るく楽しい職場」といえば、社員同士が自由闊達に議論をし、相談、報告、時には雑談をし、円滑な人間関係の中でチームワークを発揮しながら一丸となって仕事に取組み結果を出す環境です。ことのような職場にあるものは何でしょうか。

 

まずは良質なコミュニケーション。そのコミュニケーションの土台となるのが、相手への信頼関係や相手への理解です。そして、それらのコミュニケーションを通じて得られるのが、業務上の情報、会社に関わる情報、そして相手の私的な情報など、正しく必要な「情報の共有」、「情報の密」なのです。

 

2020年後半は、これまでの常識を覆すダイナミックな転換が待ち受けていると言われています。そのためにも、職場における「良質なコミュニケーション」による「情報の密」が必要不可欠なのです。

 

では、そのような職場づくりのために何をしたらよいのか。どうやったら、良質なコミュニケーションのもとに、情報の密を作れるのか。

 

 社長がつくるのは「仕組み」である

社長が行うべきは、自らがコミュニケーションに積極的に介入することではなく、社内コミュニケーションによる情報の密をつくりだす「仕組み」をつくることです。

 

例えば、上司・部下間のタテのコミュニケーション、同僚同士のヨコのコミュニケーション、チーム内のコミュニケーション。そして、ナナメのコミュニケーション。最も重要かつ優先順位が高いのは、タテとヨコのコミュニケーションです。

 

業務報告ではない「対話」による情報の密

ただし、タテヨコのコミュニケーションでは、業務上の相談や報告になりがちです。それだけでは、信頼関係や他者理解のための対話ではありません。求められるのは、「未来・将来についての語らい」など、一方通行ではなく、互いの自己開示を含めた対話なのです。そして必要なフィードバックを行うことも重要です。

 

このような提案に対し、一定数の社長が「ビジネスにおいて、自分の考えや気持ちを開示する必要はない。相手の気持ちを知ったところで、意味がない。」と、全力で全否定してきます。だからこそ、チャンスなのです。未だ、多くの社長がその重要性に気付いていないからこそ、始めるか、始めないかで大きな差がついていくのです。

 

抜け道を用意する

留意点もあります。例えば、ある特定の部下との11の定期ミーティングがリモートで行われる場合。どうしても苦手意識がある相手の場合などは、リモートにおける「対話」は、思った以上に両者が疲弊します。

 

なので、あえて11だけではなく、チーム内のコミュニケーションやナナメのコミュニケーションの機会も増やすべきなのです。それらが、ポストコロナ時代に「成長する会社」の条件になっていくのです。

 

実際の「仕組みづくり」「社内コミュニケーションの在るべき姿」を知りたいと思いませんか。当社のコンサルタントによるスポット・コンサルティングを実施しております。お気軽にお問合せください。

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今週の提言
自己開示・フィードバックによる良質なコミュニケーションで情報を密にする

 

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