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専門コラム 第50話:アクティブメンタル組織で会社が成長するための3つの条件 コラム

当コラムも50話となりました。丁度よい区切りでもありますので、本日はあらためて、アクティブメンタルについて詳しくお伝えいたします。

当社ではアクティブメンタル組織づくりのコンサルティングを行っていますが、アクティブメンタルという言葉が聞きなれないため、セミナーはもちろん、クライエント企業様でも、どういう意味ですか?どういう組織のことですか?と度々聞かれます。

メンタルという言葉から、メンタルヘルス対策を想像する方が多く、新しいタイプのメンタルヘルス対策のことであるとおもっていらっしゃるようです。アクティブメンタルとは、どんな心の状態のことなのか?とお問い合わせいただくこともよくあります。ですが、アクティブメンタル組織のゴールは、単なるメンタルヘルス予防だけではありません。

今、企業を取り巻く環境は、大きく変化しようとしています。目まぐるしい環境変化、競争激化の今、会社が生き残り、持続的に成長し続けるには、社会や顧客が求める独自の価値を提供し、高く評価される必要があります。

そのためには、変化を柔軟に受け入れ、逆境にも負けない組織でなければなりません。また、社員がルーティンの業務を当たり前にこなしていただけではイノベーションを産み出すことなど到底不可能なのです。今最も求められているのは、社員一人ひとりがやる気にあふれ、イキイキ働く「働きがいのある職場」をつくり、新しい価値やサービスを提供する会社づくりなのです。

この働きがいのある職場が、まさにアクティブメンタルな職場です。社員一人ひとりがイキイキとやりがいを持って働くためには、心身ともに健康である必要があります。その上で、現在の仕事にやりがいを感じ、仲間と共に、社会や顧客に貢献するという高い意識を持つ必要もあります。困難に陥った時では、上司や仲間とのコミュニケーションを密にし、必要なサポートを受けられるという土壌づくりも必須です。

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 変われないのは、思考と行動を変えていないから
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・ストレスに対処し、心が健康であること
・働きがいを感じていること
・職場のコミュニケーションが活発でサポート体制があること
これらは、アクティブメンタル組織づくりに欠かせません。

まず、アクティブメンタル組織づくりでは、社員自らが自身のストレスにいち早く気づき、対処できる能力を持つということを重要な要素と位置付けています。

そのため、メンタルに強い考え方や行動ができる社員を育てます。それにはストレスに対する正しい知識と、ストレスと感じる物ごとに対して前向きに対処できる行動が求められます。まずは、このストレス対処力を身につけることが必要なのです。

やる気を引き出すためには、社員自らが仕事を通じて成長できる、貢献できると実感することが大切になります。ですが、日々の業務の中で、それらを意識的に感じる、考えるようになるのは難しいものです。当社では、成長や貢献を実感できるようになるための思考法など、そのプロセスを指導しています。

最後に、職場のコミュニケーションを活性化するための手法がいくつかあります。相手を理解し、対話を続けることで、同じ目的を持ち、目標を達成する仲間として互いに助け合い、支え合うことができるカルチャーづくり。そのためのコミュニケーションのあり方が存在し、部下のマナジメントにも活用する方法があるのです。

このように3つの思考と行動を変える方法を学んでいただき、アクティブメンタル組織づくりのための土台を作っていきます。ですが、これだけでは、組織づくりにはなり得ません。

上記のことを、研修などで1度お伝えするだけでは、社内に風土として根付くことはないでしょう。そのために仕組みづくりが必要なのです。

御社も会社の生き残りと持続的な成長を目指し、働きがいのある職場、「アクティブメンタル組織づくり」をしてください。そのための仕組みづくりはぜひご相談ください。

今週の提言
 働きやすい職場づくりだけでは、企業の成長は望めない


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