今週の専門コラム 「アクティブメンタル®流 伸びる会社の社員と組織の育て方」 社員の健康と心の充足への取り組み姿勢が会社にもたらすものとは コラム

社員の健康と心の充足への取り組み姿勢が会社にもたらすものとは

第89話: 社員の健康と心の充足への取り組み姿勢が会社にもたらすものとは

イキイキ働く社員が育ち、働きがいのある職場環境づくり、活気ある組織風土づくりを専門に行っている当社には、日ごろより人材育成に対する意識が高く、すでになんらかの取り組みを行っている企業の社長さんから様々な相談をお受けしております。

 

先日は、コンサルティングの終了時に、「アクティブメンタルな組織になることを目標に、社員間のコミュニケーションの量と質をあげる活動をやってきて、だいぶ意識が変わったと感じています。」と、チームメンバーの一人として、一所懸命に活動に没頭されていたリーダーの方から声をかけられました。

 

もともとは風通しもさほど悪くない職場だったのですが、少し馴れ合いになっている様子がうかがわれ、同僚の仕事ぶりにも、「やって当たり前」「やってもらって当たり前」という雰囲気が蔓延していました。それが、活動を通じて、当たり前ではなく有難いことであり、仲間がいて互いにサポートしあっているからこそ、自分は力を発揮できているのだと思えたとのこと。

 

活動を通じて彼が得たのは、自らの心の充実感だったように感じました。そして、自社の取り組みを仕事を通じて、顧客や取引先に伝えていきたいという熱い想いを語られました。「取引先で社内のコミュニケーションがあまり上手くいっていないという会社があり、ぜひそこで話をしようと思う。」と続きます。

 

彼のように、社内のコミュニケーションが活性化し、社内で充分に認められていると、自信が持てるようになります。仕事でも笑顔が増え、前向きに取り組めるようにもなります。今後、客先でのプレゼンにも、より自然と力が発揮できるようになるという場面を数多く見てきました。

 

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   社員を大切にする会社の姿勢でイメージ向上
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職場の環境改善や組織開発の取り組みは、社内の取り組みであり積極的に社外に発信する必要はない、とお考えの経営者もいらっしゃいます。ですが、それはとても残念なことだと指摘しています。

 

社内でどんな取り組みをしたかという「活動」の紹介ではなく、社内のコミュニケーションを活性化したことで、社員がいきいき仕事に熱中できるようになったという「取り組みの姿勢」を紹介、発信していくのです。

 

社外へ発信していくことで自社の社員を大切にする姿勢が伝わると会社のイメージアップになります。しかも前述のチームリーダーのように、自身が自ら経験し、その経験をもとに発せられる言葉には、説得力が伴います。イメージアップだけではなく、情報発信をすることで差別化にもなります。顧客とのコミュニケーションの質も向上するに違いありません。

 

今、企業で不祥事などが発覚すると、その情報はすぐに広まってしまいます。ニュースとして取り上げられなくなったとしても、ネット上に情報として残ってしまいます。企業イメージは大きな打撃を受けるのです。

 

一方で社員間のコミュニケーションを活性化することで、心の健康が保たれ、自信をもって仕事に取り組む活動を通じて、「社員を大切にする企業」であるというイメージが醸成されることは、社員の定着のみならず、新規採用にも大きく影響します。就職先として選ばれる可能性が高まることが期待できるのです。

 

自社での組織風土改善の取り組みは、御社の姿勢として、ぜひ社外にも積極的に発信してください。

今週の提言
   社員を大切にしている姿勢をこそ積極発信する

 

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